本名:アゼリア=オルディアーノ
「恨みたきゃ恨めばいい。世界は変わらない」
「本当は俺だって、お前に死んでほしくなんてなかったさ!でも、俺じゃダメだったんだ・・・!」
「また耳塞いで、逃げて、結局どこが強くなったんだろうな」
171cm/54kg
12月4日生まれ/19歳/B型
好きなもの・・・紅茶/クッキー/国民
嫌いなもの・・・辛いもの/どろどろしたもの
ある亡国の王子様。顔に似合わず性格が悪い。
イクスとバベルが仕えていた相手であり、未だにバベルからは敬語を使われている。
自国を滅ぼすという大罪を犯したにも拘らず飄々と生きている。
少女のような見た目からは想像もできないほどの残忍さを見せることがあり、周りによく驚かれる。
警戒心が強く、なかなか本音を見せることはないが、自分が認めた相手には素直。
メガシンカをすると後ろ髪が白くなりものすごく伸びる。また、メガシンカ時はローブをしていることが多い。
[過去]
幼い頃は自国を愛する心優しい王子だった。父親に会うことは少なかったが、優しい兄と、美しい母と暮らしていた。
あるとき、アゼリアは自国に帰還していた父親に手を引かれ、国内を見て回った。
アゼリアがそこで見たのは、奴隷のように働かされる国民と、彼らを虐げ、傷つけ、働くこともせず、満足に金も払わない国民の姿だった。
アゼリアは、父親がその光景をなんの疑問も持たずに見ていたことが許せなかった。
当時、その国では大量の薬物が流行していて、国民も父親も、薬物の虜となっていたのだ。
アゼリアの中に自国に対する不信感や嫌悪感が芽生え始めたのは、そんな光景を見てからのことだった。
「この国をどうにかしなければ」そう思い悩んだアゼリアだったが、アゼリアには力がなかった。武力によって制圧するにも、アゼリアでは力不足だったのだ。
そんなとき、アゼリアは自身の腹心の部下・バベルを利用しようと考えた。
アゼリアはバベルを裏切り、自国を滅ぼすようにとそそのかす。
たとえ一生恨まれることになっても、国民に卑怯者と罵られても、アゼリアが奴隷国民を救う方法は、これしかなかったのだ。
この一国を巻き込む大事件により、アゼリアは、大切な兄と母と部下を失い、権力と富を全て費やした。そして、新しい国の建国にと務めている。
[関係]
恋人・・・ノステラさん/識宅 アゼリアを赦してくれる優しい吸血鬼
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