本名：草科 陽菜(くさか はるな)
「悲しいくらいに、世界は今日も平和ですね」
「誰かにとって喉から手が出るほど欲してるものを、貴方が簡単に放棄する・・・私はそれが許せないのです」
「きっと、私が今過ごしているこの時間が、誰かの願いなのでしょう」
155cm/45kg
4月9日生まれ/16歳/AB型
好きなもの・・・和/美しいもの/桜
嫌いなもの・・・虫/暴力
極道一家の跡取り娘。本人に継ぐ意志はない。
性格は温和で友好的。争いごとを憎み、常に誰かの幸せを願っている。また、不正や卑怯なことに対しては、厳しく非難することもある、正義感の強い女の子。
腕にかけているストールは、元婚約者である焔からのプレゼント。
髪飾りや帯の花は、繋がっているわけではなく、毎日ひとつひとつ付けている。そのため、毎日違う場所についている。
同チームの中では特に瑠璃と仲が良く、ふたりで縁側に座っている姿が目撃されている。
[過去]
草科家は長い間女の子が生まれることがなかったため、陽菜が生まれた時には蝶よ花よと育てられる。
そのせいか現代社会とはずれた感覚を持つようになり、集団生活に身を置くようになるとすぐに孤立した。いかにもお嬢様、といった様子の陽菜を同年代の女子が気に食わなく思ったためである。
集団生活の中、陽菜は常に独りだったが、家に帰れば遊び相手がいた。それが婚約者だった焔であった。
決して家が近いというわけではなかったが、焔の両親が飛行タイプだったためすぐに移動できたので、焔と陽菜は毎日のように一緒に遊んだ。
陽菜は幼いながらに焔に恋心のようなものを抱いていたが、焔は陽菜の気持ちに応えることはなかった。
今となってはそれが恋であったのか、陽菜自身もわかってはいない。
その後、陽菜は焔の紹介で蓮杏たちと出会い、家から逃げるように旅に出ることとなる。
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