本名:アディオス=メーデー
「ひとりもふたりも変わらない。ヒトは皆一個体でしかないのだから」
「周りが幸せならそれでいいって、あんたが不幸のままで、それで皆が本当に幸せになれるとでも思ってるのか」
「死にたいなら付き合ってやる。だから、独りで泣くな」
175cm/54kg
12月17日生まれ/19歳/A型
好きなもの・・・穏やかな時間/平和な世界
嫌いなもの・・・争い/災い/死
エデンと共に旅をしている青年。
災いを感じとり、人の死期を視ることができるが、本人はこの能力を嫌っており、なかなか使おうとはしない。
性格はいたって真面目だが、どこか抜けている。自由奔放なエデンに振り回されている苦労人。
身体中に傷があるため、あまり肌を晒さない。触れられることを極度に怖がっている。
悲しいことが大嫌いで、全員が平和な世界で暮らせるように、と常に願う。
“エデンの庭”に選ばれた存在のひとり。願い事は「自国の子供たちが幸せに暮らすこと」。
[過去]
ある国の第一王子として生まれたアディオスは、幼い頃から世界の異変を察知する能力に長けた子供だった。
大きな災いが世界のどこかに降りかかるたび、アディオスの身体は蝕まれた。
災いに蝕まれたアディオスの身体は、まるで刺青のような紋様の痣が刻まれ、その痣は常に疼いていた。
それでも、強く凛々しい国王と優しい妃、そして可愛らしい妹に恵まれ、アディオスは宮殿で幸せな生活を送っていた。
しかしある時、アディオスの国にも災いが降りかかる。
それは、原因不明の感染症だった。特効薬もなく、予防法もなかったため、国民は次々に死に絶えた。
その感染症は、何故か子供には一切として感染することはなく、大人たちだけを確実に殺していった。
国王と妃も、じきに感染し、息絶えてしまう。遺されたアディオスと妹は、子供たちだけの国をなんとかしようと、無人であるはずの教会へと向かった。
その教会で、アディオスと妹は不老不死の青年・エデンと出会う。
エデンはアディオスを“エデンの庭”へと招き入れ、アディオスの願いを叶えることを約束した。
そして、みるみるうちに国は安定し、たくさんの同盟国からの支援を受け、一つの国として新たな再出発をしたのだった。
その後、アディオスは国を妹に任せ、エデンと共に旅を始める。
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